ー新築住宅も標的！万全の防犯対策で安全な住まいづくりをー

新築を建てた喜びも束の間、周囲に住宅が密集しているからと安心していませんか。新築住宅は空き巣にとって魅力的なターゲットです。

 

今回は、新築を購入する前から実施できる防犯対策をお伝えします。中古の戸建て住宅の購入を検討している方にも役立つ情報ですので、ぜひ最後までご覧ください。

 

空き巣のターゲットとなりやすい住宅の特徴

空き巣に狙われやすい住宅の特徴は以下の3つです。新築だけでなくすべての住宅に共通して注意すべきポイントなので、ぜひご確認ください。

 

・周辺に人の行き来が少ない

・隠れやすい死角がある

・玄関の周り以外の街灯が少ない

 

人の出入りが少ない地域に建つ新築住宅は、空き巣に狙われる傾向が高い建物です。生活しやすい静かな住宅地であっても、防犯上のリスクはあるため対策を考えることが求められます。特に、街灯が少ないところは照明の設置を検討しましょう。

 

また、新築で気を付けたいポイントとしては、塀や植樹などの外構です。外構が空き巣の隠れ場所となることがあるため、外構の設計においても防犯を意識する必要があります。

 

 

 

新築住宅での主な侵入経路と防犯対策

新築住宅の防犯において重要なのは、特に以下の3つです。

 

• ・外構
• ・窓
• ・玄関

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

外構

新築時には予算の都合で後回しにされがちな外構ですが、防犯上重要となる箇所です。植樹や塀、庭などの外構設計においても防犯を考慮することが大切になります。

 

窓

家の中への侵入口として最も一般的なのが窓です。特に二階建て住宅では、二階の窓のセキュリティが軽視されがちです。二重窓を設置したり割れにくいガラスを選択したりなど、侵入防止に効果的なものを採用しましょう。

 

玄関

室内への直接的な侵入経路として、玄関ドアも注意が必要です。カードキーなどの最新の鍵システムへ変更することや、防犯性の高い鍵を使用することをおすすめします。

 

また、玄関には照明の設置も検討しましょう。人感センサーで点灯するタイプを選ぶことで、防犯性を高めながら経済的な対策も可能です。

 

 

 

新築時に採用すべき防犯対策4つ

住宅において、特に防犯対策が必要となるのが外構部分です。具体的な対策として以下の4つをご提案します。

 

1. 1．門扉とフェンスを設置する
2. 2．ガレージにシャッターを設置する
3. 3．庭に玉砂利を敷く
4. 4．オープンな外構デザインにする

 

詳しく見ていきましょう。

 

1．門扉とフェンスを設置する

敷地の入り口に門扉やフェンスを設けることで、外からの視界を遮り不審者の侵入を困難にします。フェンスにはさまざまな素材やデザインがあり、セキュリティを高めると同時に、外構の見た目をおしゃれにする効果も期待できます。

 

2．ガレージにシャッターを設置する

新築住宅にガレージを設ける場合は、セキュリティ面でカーポートよりもシャッター付きガレージがおすすめです。特に高価な車を所有している場合は、ガレージだと安心感が高まるでしょう。車上荒らしを防ぐためにもシャッターの設置が有効です。

 

3．庭に玉砂利を敷く

庭に歩くと音が鳴る「玉砂利」を敷くことで、不審者の足音を察知しやすくなります。砂利を敷くことは、防犯対策としてだけでなくデザイン性の向上も期待できるでしょう。

 

4．オープンな外構デザインにする

予算の関係で外構に大規模なものを設けられない場合、オープンなデザインの外構にすることも防犯対策の一つです。外からの視界が開けているため、不審者が侵入しにくく、近隣住民の目にも留まりやすいといえます。

 

 

 

まとめ

今回は、お住まいの防犯対策についてさまざまな方法をお伝えしました。追加のポイントとして、近隣住民との関わりを深めておくことが挙げられます。近隣の方々との良好な関係は、双方にとって安全面での大きな支えとなるでしょう。

 

ご紹介した対策は、新築時であれば設計段階といった早めの時期に施すことが望ましいといえます。市販のエクステリア商品にも、防犯機能を備えたものがありますので、ぜひ取り入れてみてください。

 

当社では新築住宅やリフォームのご依頼を承っており、防犯対策についても各ご家庭ごとに適切なご提案が可能です。お住まいの防犯対策において心配ごとや疑問点などがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。